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5歳の男の子のパパママが知っておきたい!~紋付袴編~

2023.06.13

 

5歳の男の子のパパママが知っておきたい!~紋付袴編~

目次

  1. 七五三とは?伝統的な節目の意味
  2. 紋付袴の起源と歴史
  3. 紋付袴の選び方:デザインから素材まで
  4. 正しい着付け方法と注意点
  5. 七五三の当日!紋付袴での撮影のコツ
  6. 紋付袴の後の保管方法と次回の利用
  7. 七五三を迎える前に!紋付袴の購入とレンタルのメリット・デメリット
  8. 【まとめ】七五三の伝統と家族の絆

1. 七五三とは?伝統的な節目の意味

七五三は、日本の伝統的な行事として、子供たちの成長と健康を祝うものです。この行事には、深い歴史と意味が込められており、日本の文化や家族の絆を強く感じることができます。

七五三5歳男の子

 

七五三の起源

歴史を辿ると、七五三の起源は平安時代までさかのぼることができます。この時代、子供たちの命が非常に脆かったため、無事に成長することは大きな奇跡とされていました。そのため、3歳、5歳、7歳という、子供たちの大切な節目を神前で祝う習慣が始まったと言われています。

各年齢の意味

  • 3歳:この年齢では、髪を伸ばす「髪置き」という儀式が行われます。これは子供たちの健やかな成長を願うもので、特に女の子において重要な儀式とされています。
  • 5歳:男の子の節目として、「袴着」という儀式が行われます。この年齢で初めて袴を着ることから、男児の成長と健康を祝います。
  • 7歳:女の子の節目として、帯を締める「帯解き」という儀式が行われます。これは、女の子が一人前の女性へと成長していくことを示すものです。

七五三の現代的な意義

現代では、七五三は、家族の絆を深める大切な行事として位置づけられています。多忙な日常の中で、家族全員が一堂に会し、子供たちの成長を祝うことは、家族の絆を強化する上で非常に有意義なものとなっています。また、この行事を通じて、日本の伝統や文化を次世代に伝えることも大切な役割となっています。


七五三は、日本の伝統と文化、そして家族の絆を感じることができる大切な行事です。この日を迎える家族たちは、子供たちの健やかな成長を祈り、日本の伝統を守り続けていることを強く実感することができるでしょう。

2. 紋付袴の起源と歴史

紋付袴は、日本の伝統的な男性の正装として知られ、数々の歴史的背景を持つ衣装です。この衣装が持つ歴史や背景を深く掘り下げてみると、日本の文化や価値観が垣間見えます。

平安時代の起源

紋付袴の起源は平安時代にさかのぼります。この時代、貴族や武士が着用していたものが前身とされています。特に武士は、戦の際に動きやすさを重視した袴を好んで着用していました。

身分を示す衣装

紋付の部分、すなわち家紋は、身分や家系を示す重要な意味合いを持っていました。高い身分の武士や公家は、自らの家紋を大切にし、袴にその紋を入れて着用していました。このため、紋付袴は特定の身分や家系の人間だけが着ることが許される、非常に格式のある衣装でした。

一般への普及

時代が下るにつれて、紋付袴は公家や武士だけでなく、一般の男性たちにも広まっていきました。特に明治時代以降、西洋文化の影響を受けて、正装としての位置づけが強まり、一般の男性も紋付袴を着る機会が増えてきました。

現代の紋付袴

現代では、紋付袴は結婚式や成人式、そして七五三などの特別な行事での着用が主流となっています。特に七五三では、5歳の男の子が紋付袴を身に纏い、その成長と健康を家族とともに祝います。


紋付袴は、日本の長い歴史と文化を色濃く反映している衣装です。この衣装を着ることで、日本の伝統や家族の絆を感じ、またその歴史や背景を次世代に伝える大切な役割を果たしています。

3. 紋付袴の選び方:デザインから素材まで

紋付袴を選ぶ際は、子供の成長や健康を祝う大切な瞬間を彩るアイテムとして、最適なものを選びたいと思うのが親心です。以下のポイントを参考にして、最高の一着を選んでみましょう。

753 5歳男の子

1. デザインの選び方

  • 伝統的な紋様:古典的な日本の美を感じることができる紋様は、格式のある場での着用にふさわしい。龍や鳳凰、菊の花など、伝統的なモチーフが織り込まれた袴は、歴史を感じさせる華やかさが魅力です。
  • 現代風のデザイン:シンプルなデザインや洗練されたパターンを取り入れたものは、モダンな雰囲気を好む家族におすすめ。派手すぎず、かつ伝統的な要素も残したデザインが多く見られます。

2. 色の選び方

  • 明るい色:赤や青、緑などの鮮やかな色は、子供の元気や健康を象徴しています。特に七五三の際は、明るく華やかな色が人気です。
  • 深い色味:黒や紺、濃い緑などの落ち着いた色味は、格式感や落ち着きを求める場合に適しています。特に格式のある神社でのお参りなど、シーンに合わせて選ぶことがポイントです。

3. 素材の選び方

  • シルク:高級感があり、光沢のある素材として人気。伝統的な袴の素材として、長い歴史を持っています。肌触りも良く、動きやすさも魅力です。
  • ポリエステル:シルクに比べて手頃な価格でありながら、見た目の美しさは保たれています。耐久性もあり、汚れにくいのが特徴です。

紋付袴の選び方は、家族の好みや子供の性格、そしてお参りする神社や寺の雰囲気など、様々な要素を考慮しながら選ぶのがベストです。何よりも、その日の子供の笑顔と成長を祝う気持ちを最優先に選びましょう。

4. 正しい着付け方法と注意点

5歳男の子 753

正しい着付け方法と注意点

紋付袴の着付けは、一見シンプルに見えますが、実際には多くの手順と技術が必要とされます。以下は、基本的な着付け方法とその際の注意点をまとめたものです。

  1. 下着の整え方まず、身に着ける下着は清潔なものを選び、身体のラインをきれいに見せるための着付け下着(肌襦袢や補整下着など)を用意します。これにより、紋付袴がきちんとしたシルエットで着こなせるようになります。
  2. 上衣の着付け上衣を身につける際は、前後左右のバランスをしっかりと確認しながら、襟元を整えます。このとき、肌が見えないように襟を閉じるのがポイントです。
  3. 袴の着付け袴の裾は、足首から少し上の位置になるように調整します。この際、裾が地面に触れないようにすることが非常に重要です。また、左右の長さが均等になるように気をつけましょう。
  4. 紐や帯の固定袴の位置を保つためには、紐や帯をしっかりと結びます。しかし、強く結びすぎると子供が苦しく感じる可能性があるので、適切な強さで結ぶことを心がけましょう。

注意点

  • 袴の裾は地面に触れないようにしましょう。これにより、裾を汚すことやつまずくリスクを減少させることができます。
  • 紐や帯が緩んでしまわないよう、定期的に確認し、必要があれば再結びすることがおすすめです。
  • 子供が動きやすいよう、身に着けるものはきつすぎず、かといって緩すぎないように調整します。

紋付袴の着付けは、正確な手順と注意点を把握することで、より美しく、かつ子供が快適に過ごせるようになります。特別な日のために、しっかりとした準備を心がけましょう。

 

5. 七五三の当日!紋付袴での撮影のコツ

七五三の記念撮影は、一生の思い出となる大切な瞬間です。特に紋付袴を纏ったお子様の姿は、その特別な日の象徴とも言えるでしょう。そこで、最も美しい写真を残すためのポイントを以下に紹介します。

5歳753男の子

1. 自然光を活用する

屋外での撮影を考えている場合、朝や夕方の柔らかな自然光が最適です。特に、朝の光は透明感があり、子供の肌を綺麗に映し出します。

2. 背景の選択

背景はシンプルなものを選ぶことで、袴やお子様の表情が引き立ちます。公園や神社、庭など、緑の多い場所は特にオススメです。

3. 小道具を活用

撮影には、縁起物やお子様の好きなおもちゃを取り入れることで、一層特別な雰囲気を出すことができます。例えば、赤い実がついた柊や、七五三の縁起物として知られるちまきなどを使用すると良いでしょう。

4. お子様のペースを大切に

撮影は、お子様のペースに合わせることが大切です。疲れた様子や飽きてきた場合は、一度休憩を取るなど、無理にポーズをとらせることは避けましょう。

5. 色々なポーズを試す

立ったままのポーズだけでなく、座ったり、歩いたりする動きの中での撮影もオススメです。特に、自然な笑顔や仕草を引き出すためのコミュニケーションは欠かせません。

6. プロのカメラマンに依頼する

可能であれば、プロのカメラマンに撮影を依頼することで、技術的にも高品質な写真を残すことができます。


総じて、七五三の撮影は、お子様の自然な笑顔や動きを大切にしながら、袴の美しさを引き立てることを意識することがポイントとなります。この特別な日を、最高の1枚で刻むことを心がけましょう。

6. 紋付袴の後の保管方法と次回の利用

七五三の行事が終わった後、大切に選んだ紋付袴はどのように保管すればよいのでしょうか。また、次回のイベントや弟妹の利用を考えたとき、その準備にはどんな点を注意すればよいのでしょうか。

1. 保管場所の選定

紋付袴は湿気から守る必要があります。湿気の少ない、通気性の良い場所を選びましょう。特に、夏の梅雨時期はカビの発生が心配されますので、除湿剤とともに保管することをおすすめします。

2. クリーニングと保管方法

行事の後、紋付袴に汚れが付着している場合は、必ずクリーニングをしましょう。そのままの状態で保管してしまうと、汚れが定着してしまう可能性があります。クリーニングが終わったら、袴をたたみ、専用の袋やケースに入れて保管します。

3. 次回の利用に向けて

紋付袴を次の子供や弟妹に引き継ぐ場合、使用する前に状態をチェックします。時間が経っても色あせや破れ、ホコリの付着などがないか確認しましょう。必要に応じて、クリーニングや小さな修理を行い、最適な状態で再利用できるようにします。

注意点

  • 紋付袴の色や柄のようなデリケートな部分は、直射日光から守ることが必要です。長時間、日光に晒すと色あせの原因となるため、保管場所を選ぶ際の考慮点として覚えておきましょう。
  • 虫食い防止のため、虫除けの対策も行いましょう。

7. 七五三を迎える前に!紋付袴の購入とレンタルのメリット・デメリット

七五三を迎える前に!紋付袴の購入とレンタルのメリット・デメリット

 

七五三の準備を進める中で、多くの親御さんが迷うポイントの一つが、紋付袴を購入するかレンタルするかという選択です。ここでは、それぞれの選択肢におけるメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。

紋付袴の購入

メリット:

  • オリジナリティ: 購入することで、独自のデザインや色合い、さらには紋様までこだわることができます。特別な日のための特別な一着を持つことができます。
  • 次回利用: 弟や妹、または親戚の子供が後日使用する可能性がある場合、購入した紋付袴を再利用することができます。
  • 思い出の品として: 成長を感じるイベントの一つとして、後に家族の宝物として保管できます。

デメリット:

  • 初期コスト: 購入する場合、一定の金額が必要です。
  • 保管: イベント後、紋付袴を保管するスペースや方法を考える必要があります。
  • 手入れ: 汚れや小さなダメージがあった場合の手入れや修理の負担があります。

紋付袴のレンタル

メリット:

  • 経済的: 購入に比べてコストを抑えることができます。
  • 最新のデザイン: レンタルショップは流行のデザインを取り揃えているため、最新のトレンドに合わせた紋付袴を選ぶことができます。
  • 手間なし: 使用後のクリーニングや保管の手間を気にする必要がありません。
  • 専門店のサポート: 着付けから当日の対応まで、専門店のスタッフがサポートしてくれます。

デメリット:

  • 選択の制限: 人気のデザインは予約が埋まってしまうことがあるため、事前の予約が必要です。
  • ダメージの負担: レンタル品にダメージを与えてしまった場合、修理費用が発生することがあります。

 

8. 【まとめ】七五三の伝統と家族の絆

七五三は、日本の伝統行事であり、子供たちの成長と健康を祝う特別な瞬間です。この行事は深い歴史と意味が込められており、日本の文化や家族の絆を感じることができます。

 

 

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